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2017年6月30日金曜日

プランテーン・オオバコ




プランテーン・オオバコ



ハーブ名 プランテーン(オオバコ)

英名 Plantain

和名・別名 西洋オオバコ・オニオバコ

学名 Plantago major

科名 オオバコ科

使用部位



特徴と効能 傷の治癒と粘膜強壮に

  血液を浄化してうっ滞を取り除く

  非常に優れた治癒作用・粘膜強壮作用があり、膀胱炎などの尿路感染症や鼻やのど、胃などの炎症や下痢に使用されています。ストレス性の胃炎や下痢にも有効です。

  くしゃみ鼻水鼻づまりを楽にしてくれる作用と、アレルギーに対する作用で鼻炎などにも効果があるとされています。リンパ系のトラブルにも。外用では傷や腫物・痔などの治癒に役立つハーブです。

注意 特になし

おススメ利用法  

香りと味 穏やかな渋みと苦み

主要成分 イリドイド、フラボノイド(アピゲニンなど)

作用 去痰・粘膜強壮・利尿

適応 胃腸の不調,下痢,風邪,花粉症



2017年6月29日木曜日

ブルーマロウ




ブルーマロウ



ハーブ名 ブルーマロウ

英名 Blue Mallow

和名・別名 ウスベニアオイ

学名 Malva sylvestris

科名 アオイ科

使用部位



特徴と効能 美しいスミレ色のティー。

  レモンを入れるとピンク色に変わります

  風邪

  神経を穏やかに鎮める働きがあるので、咳や気管支などの呼吸器系に効果があります。のどや胃の粘膜を保護する働きも。

注意 特になし

おススメ利用法 ・のどの痛みにはティーを使ってうがいする

香りと味 クセのないフローラルな味わい

主要成分 粘液質、アントシアニジン、タンニン



2017年6月28日水曜日

フィーバーフュー




フィーバーフュー



ハーブ名 フィーバーフュー

英名 Feverfew

和名・別名 ナツシロギク

学名 Tanacetum parthenium

科名 キク科

使用部位 葉・茎・花



特徴と効能 ペイン(痛み)キラー

  頭痛・生理痛の痛みに

  緊張,緊張型頭痛・片頭痛,生理痛・PMS(月経前症候群)

  「天然のヒスタミン剤」とも言われています。独特の苦みが消化を促したり消化不良を改善してくれます。

注意 妊娠中、授乳中、子どもへの使用は避ける。キク科アレルギーのある人は注意。片頭痛薬との併用は医師に相談する。




おススメ利用法  

香りと味 さっぱりした香り、やや苦味のある味

主要成分 セスキテルペンラクトン(パルテノリド)、精油(カンファー、ボルニオール)、タンニン



2017年6月27日火曜日

ヒース




ヒース



ハーブ名 ヒース

英名 Heath

和名・別名 ヘザー、ギョリュウモドキ・エリカ

学名 Calluna vulgaris

科名 ツツジ科

使用部位




特徴と効能 化粧水として使ってシミ防止

  むくみ防止

  7月から10月にかわいらしいピンク色の花を咲かせます。花の部分には、ミネラルが豊富に含まれ、ティーには、抗菌・収れん・利尿作用があるといわれています。シミを抑制する成分のアルブチンも含まれているので、化粧水として利用するのもいいでしょう。

  多すぎる尿酸を取り除き、リウマチや痛風、腎臓の機能不全を改善するのにも役立ちます。

注意 特になし



おススメ利用法 ・シミの予防に、ティーを化粧水として

香りと味 あまり味はない

主要成分 アルブチン、タンニン、樹脂、フラボン酸

作用 抗菌・収れん・利尿・殺菌・鎮静

適応 むくみ,膀胱炎



2017年6月26日月曜日

ヒソップ




ヒソップ



ハーブ名 ヒソップ

英名 Hyssop

和名・別名 ヤナギハッカ

学名 Hyssopus officinalis

科名 シソ科

使用部位



特徴と効能 風邪かなと思ったら…

  筋肉や関節の痛みとこわばりにも

「聖なるハーブ」という言葉を語源とするヒソップは、古くは空気清浄のために教会の床に敷かれていました。ウィルスに負けないよう、のどの健康を保ち、粘膜を保護してくれるので、乾燥しやすい季節にはおススメのハーブです。

  気管支の炎症を鎮めるだけでなく、痰を切ったり、熱を伴うウィルス性の風邪の時にも役立ちます。消化不良にも。

注意 高血圧の人、妊娠中は使用を避ける。

おススメ利用法 咳などにティーを使ってうがい。

香りと味 すっきりとした香りで、ほろ苦い味わい。

主要成分 精油、フラボノイド、タンニン、苦味質、配糖体

作用 去痰・駆風・発汗・抗カタル・鎮痙・鎮静・収れん

適応 抗菌、抗ウィルス、去痰、駆風、発汗・風邪・神経強壮



2017年6月25日日曜日

パッションフラワー




パッションフラワー



ハーブ名 パッションフラワー

英名 Passionflower

和名・別名 チャボトケイソウ

学名 Passiflora incarnata

科名 トケイソウ科

使用部位



特徴と効能 不安や緊張・イライラを解きほぐす
  自然な眠りを誘います

  イライラ,不安・心配,不眠,緊張,緊張型頭痛・片頭痛,更年期障害,冷え症,体力・気力の低下,高血圧

  鎮静効果の高いハーブとして名高く、数世紀にわたって心配事やストレスで眠れない夜に使われてきました。体のオン・オフを切り替える機能を正常にする効果があるといわれています。痛みを和らげる効果もあるため、頭痛や腹痛にも。

注意 特になし

おススメ利用法 ・就寝1時間前に飲んで安眠を誘う

香りと味 クセのない草花の香りと味わい

主要成分 フラボノイド、アルカロイド(ハルマン、ハルモール)、青酸配糖体



2017年6月18日日曜日

パセリ・オランダゼリ





パセリ・オランダゼリ




ハーブ名 パセリ

英名 Parsley

和名・別名 オランダゼリ

学名 Petroselinum crispum

科名 セリ科

使用部位



特徴と効能 体の汚れを取り除く

多くのビタミンやカルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラル豊富

母乳

体の中に溜まった汚れを取り除く効果が高いといわれています。また、肌や毛細血管を丈夫にしたり、穏やかな抗生作用もあります。穏やかに作用する天然の抗ヒスタミン剤としても有効です。

注意 炎症を伴う腎臓病には使用しない。妊娠中、子どもへの使用は量に注意。

おススメ利用法 ・料理に使う

香りと味 すっきりした草の香りでクセのない味

主要成分 ビタミン類、クロロフィル、精油、フラボノイド、配糖体、ミネラル



2017年6月17日土曜日

バードック・ゴボウ





バードック・ゴボウ




伝統的な浄血薬です。民間ではタンポポ酒やバードック酒に配合され、消化不良のくするとしても人気がありました。中国では、種子は牛蒡子と呼ばれ「風熱の邪」を除くために用いられます。血糖値を下げる作用も。

性質

根/葉: 冷、乾、苦味、根はやや甘味。

種子: 冷、辛味、苦味

成分
根/葉: 配糖体、フラボノイド、タンニン、揮発成分、ポリアセチレン、樹脂、粘質物、イヌリン、アルカロイド、精油

種子: 必須脂肪酸、ビタミンA、B



作用

根: 体質改善、緩下、利尿、発汗促進、抗リウマチ、抗生物質

葉: 緩下、利尿

種子: 熱病予防、抗炎症、抗菌、血糖低下

注意
とくになし



2017年6月16日金曜日

ハイビスカス・ローゼル





ハイビスカス・ローゼル



ハーブ名 ハイビスカス

英名 Hibiscus

和名・別名 ローゼル

学名 Hibiscus sabdariffa

科名 アオイ科

使用部位 がく部



特徴と効能

スポーツ時や疲れた時に
クエン酸が豊富です
疲労,夏バテ,疲れ目,シミ
ティーに使うのは観賞用のものではなく「ローゼル」と呼ばれる食用品種です。利尿作用に優れているので、むくみが気になる人にお勧め。眼精疲労を和らげる働きも。

注意 特になし

おススメ利用法 ・ピクルスなどの食べ物や、手作り化粧品の色づけに

香りと味 やや刺激のある酸味
主要成分 植物酸(クエン酸、リンゴ酸、ハイビスカス酸)、アントシアニン色素、粘液質、ペクチン、ミネラル(鉄、カリウム)



2017年6月15日木曜日

ネトル・西洋イラクサ





ネトル・西洋イラクサ



ハーブ名 ネトル

英名 Nettle

和名・別名 西洋イラクサ

学名 Urtica dioica

科名 イラクサ科

使用部位



特徴と効能 貧血を予防し血液をきれいに

体に必要な栄養素が豊富

花粉症,肌荒れ,ニキビ,貧血,むくみ,前立腺肥大

ビタミンや鉄、カルシウム、マグネシウムなど、体に必要な栄養素を豊富に含みます。体質改善にも。血流を刺激して血行を促し毛細血管まで血液を巡らせてくれます。

注意 妊娠中、子どもへの使用に注意。

おススメ利用法

・肌荒れ、にきび予防に、ティーを化粧水として
・髪のパサツキや抜け毛予防にはティーをヘアトニックとして

香りと味 緑茶に似たふんわりとした草の香り

主要成分 フラボノイド(クエルセチン)、クロロフィル、ステロール、ビタミンC、葉酸、ミネラル(ケイ酸、カルシウム、カリウム、鉄)、βカロテン



2017年6月14日水曜日

ワームウッド・ニガヨモギ・マグワート・ヨモギ





ワームウッド・ニガヨモギ・マグワート・ヨモギ



アングロサクソン時代の振興では「9種の聖なるハーブ」の一つとして数えられていました。どちらのハーブも、苦味の消化薬です。ワームウッドは、ベルモットなどの苦味の食前酒に、消化作用を刺激するために配合され、寄生虫の駆除にも用いられます。

性質
苦味、辛味、乾、非常に冷

成分
揮発成分(セスキテルペンラクトン、ツヨンなど)、苦味成分、フラボノイド、タンニン、シリカ、抗菌性のポリアセチレン、イヌリン、ヒドロキシクマリン




作用
A. absinthium(ニガヨモギ): 苦味健胃強壮、子宮刺激、駆虫、抗生物質、胆汁促進、駆風、殺菌

A. vulgaris(ヨモギ): 苦味健胃強壮、子宮刺激、神経刺激、月経調節、抗リウマチ

注意
どちらも子宮刺激作用があり妊娠中には用いない。
どちらも精油成分のツヨンが母乳を通じて乳児に移行することがあるため、授乳中には用いない。



2017年6月13日火曜日

チコリ・アンディーブ・キクニガナ





チコリ・アンディーブ・キクニガナ



ハーブ名 チコリ

英名 Chicory

和名・別名 アンディーブ・キクニガナ

学名 Cichorium intybus

科名 キク科

使用部位



特徴と効能 ノンカフェインのコーヒー

体内の老廃物を排出。体内浄化にも。

便秘,肝機能

消毒・利尿作用があるため、尿酸や老廃物を排出する働きがあるといわれています。胃酸を減らし、肝臓を刺激して脾臓や胆のう、腎臓を浄化するのにも役立ちます。

注意 子どもの使用は避ける。妊娠中は大量摂取を避ける。キク科アレルギーの人は注意。

おススメ利用法 ・食前に飲むと唾液や胃液の分泌を促す

香りと味 少し苦みがあり、コーヒーに似た香ばしい香り

主要成分 イヌリン、苦味質、タンニン、糖類、ペクチン、アルカロイド



2017年6月12日月曜日

チェストツリー・西洋ニンジンボク・チェストベリー・イタリアニンジンボク





チェストツリー・西洋ニンジンボク・チェストベリー・イタリアニンジンボク



ハーブ名 チェストツリー

英名 Agnus Castus

和名・別名 西洋ニンジンボク・チェストベリー・イタリアニンジンボク

学名 Vitex agnus castus

科名 クマツヅラ科

使用部位



特徴と効能 ホルモンバランスを整える

女性のためのハーブ
生理痛・PMS(月経前症候群)
果実はコショウの代わりとしても使われていました。ホルモンのバランスを整えてくれるので、生理に関する悩みがある時にどうぞ。母乳の出を良くする効果もあるといわれています。

注意 妊娠中、婦人科系疾患のある人、子供の使用は避ける。経口避妊薬(ピル)の効果を下げることがある。

おススメ利用法  

香りと味 やや苦みがある味わい

主要成分 精油、苦味質、アルカロイド、イリドイド類、フラボノイド



2017年6月11日日曜日

ダンデライオン・タンポポ 





ダンデライオン・タンポポ 




ハーブ名 ダンデライオン(タンポポ)
 
英名 Dandelion

和名・別名 西洋タンポポ

学名 Taraxacum officinale

科名 キク科

使用部位



特徴と効能 優れた利尿作用でむくみ防止

肝臓を強くしてくれるハーブ

夏バテ,肌荒れ,ニキビ,便秘,二日酔い,肝機能,生理痛,PMS,母乳,むくみ,前立腺肥大

生薬としても用いられるダンデライオンは、胃を健やかにし、胆のうや肝臓の機能を 高め、下痢止め、母乳育児に、と幅広く活用されています。弱火で炒ってドリップ式でお飲み下さい。

注意 胆汁管の障害、重篤な胆嚢炎、腸障害のある人は使用を避ける。キク科アレルギーの人は注意。

おススメ利用法 ・痛風にはネトルと合わせて

香りと味 春を思わせる軽い甘味のある味と香り

主要成分 精油、イヌリン、ステロール、苦味質、ビタミン類、ミネラル



2017年6月5日月曜日

セントジョーンズワート





セントジョーンズワート



ハーブ名 セントジョーンズワート

英名 St Johns Wort

和名・別名 西洋オトギリソウ

学名 Hypericum perforatum

科名 オトギリソウ科

使用部位



特徴と効能

沈んだ気持ちを明るくしてくれる

ホルモンバランスの乱れから来るイライラにも

イライラ,不安・心配,うつ・落ち込み,不眠,緊張

その優れた鎮静効果で、落ち込みがちな気持ちや、眠れない夜に用いられ「サンシャインサプリメント」とも呼ばれています。セロトニン濃度を高めてくれるので弱気になった時や不安で落ち着かない時はこの温かいティーをどうぞ。生理痛や生理不順、消化不良、咳にも有効です。

注意

薬物代謝酵素が誘導され、インジナビル(抗HIV薬)、ジゴキシン(強心薬)、シクロスポリン(免疫抑制薬)、テオフィリン(気管支拡張薬)、ワルファリン(血液凝固防止薬)、経口避妊薬の効果が減少することがあります。
妊娠中、授乳中の使用は避ける。
稀に光感化作用を示す場合がある

おススメ利用法
チンキ剤を作り、化粧品として浸出油を化粧品やマッサージオイルとして使用

香りと味 少し苦みのある味ですっきりとした香り

主要成分 ジアスロン酸(ヒペリシン)、フラボノイド配糖体(ヒペロシド、ルチン)、タンニン、精油



2017年6月4日日曜日

セロリ





セロリ



スパイスの効いた辛い料理によく合います。昔は、その抗毒作用のため冬の沈滞期の後に浄化強壮薬として栽培されていました。種子は利尿薬として体内の毒素排出に役立ちます。茎には弱いながらも他の部分と同じ薬効があります。生の茎は産後の母乳分泌にも良いとされています。

性質
やや冷、湿、苦味~甘味

成分
揮発成分、配糖体、フラノクマリン、フラボノイド

作用
抗リウマチ、鎮静、尿路の殺菌、尿酸排出の増加、血圧降下、ある程度の抗真菌作用



注意
種子に含まれるベルガプテンは光毒性を持っています。特に精油を使用した後に日光に当たるのは避けたほうがよいでしょう。

子宮刺激作用があるので妊娠中は、精油や大量の種子を用いないこと。
栽培用の種子は殺菌役で処理されていることが多いので、内服の際は必ず食用のものを用いること。



2017年6月3日土曜日

ジンジャー・ショウガ





ジンジャー・ショウガ



ハーブ名 ジンジャー(ショウガ)

英名 Ginger, slices

和名・別名 ショウガ

学名 Zingiber officinale

科名 ショウガ科

使用部位



特徴と効能
体の中から温める
乗り物酔いなどにも
イライラ,疲労,風邪,胃腸の不調,冷え症

西洋、東洋を問わず、古い時代から古い時代から風邪や悪寒に効果のある薬として用いられてきました。体を温める効果が高いので、冷え症の人や風邪のひき始めに良いでしょう。胃を温め、消化を促す働きもあります。

注意 胆石のある人は医師に相談する。妊娠中の使用は避ける。

おススメ利用法
冷えや風邪のひき初めに、バスタブに入れて入浴する
紅茶の葉と一緒に入れて、ジンジャー紅茶に

香りと味 スパイシーで辛みのある刺激的な味と香り

主要成分 精油、デンプン、ジンゲロール、ショウガオール、ジンゲロン、ビタミン類、ミネラル、アミノ酸